旦那の肩には未だに疼く傷がある
うちの旦那のお話です。
旦那は若いころ、あわやあの世に行ってたかもしれない程の事故に2度ほど遭遇している。
一度目は土木工事中の事故。2度目は交通事故。(どちらも私と出会う前)
一度目の事故の時は、本当に危なかったと言っていた。
なぜなら土木工事中にコンクリートブロック塀が旦那めがけて倒れてきて、土砂とコンクリートの壁に挟まれて、本人曰く「死にそうになった!」という話。
重たいコンクリートは流石の旦那も、息が出来なくて死を覚悟したとか・・・。
救出されるまでに相当時間がかかったようですが、鎖骨骨折のみで助かった。(被っていたヘルメットが功を奏したらしい)
今でも長さ15センチほど幅2センチぐらいの太い傷が残っているのです。
その時手術をしてくれたお医者さんは、旭川の個人病院の某整形外科医院。
その頃、腕が良いからとレントゲン技師をしていた叔父から紹介されたお医者さんでした。
時々、肩が疼く程痛くなるらしいけど、この肩を見る度に思い出す事がある。
旦那が退院して3年目ぐらいかな~、とあるニュースが飛び込んできた。
テレビに映し出された「○○整形外科医院、院長が妻を刺して行方不明。妻は数十か所刺され死亡」というニュース。
見覚えある病院名。。。
そう腕の良いお医者さんのいる病院でした。
旦那を手術してくれた院長先生だったのです。
その後、行方不明になっていた院長は旭川の有名な心霊スポット「カムイコタン」で遺体となって発見されるわけですが、旦那が言うには、「良い先生だったのに・・・」でした。
その傷はもう30年くらい経ちますが、未だに時々疼いているらしい・・・。
そして、この事件のあった病院はと言うと、その後は物件として貸し出され、入れ替わり立ち替わり入居者が変わっているらしい。。。
何かが・・・出ると言う噂です。
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